第2種電気工事士実技試験で使用する工具は、全て自分で用意し試験会場に持ち込まなくてはいけません。
工具の中には、リングスリーブやドライバなど必須の工具もありますが、ケーブルストリッパーのようにあると便利な工具もあります。
試験では出番の無かった工具もありますが、私が購入した工具を参考までに書いておきます。
第2種電気工事士実技試験用に購入した工具
リングスリーブ圧着工具
実技試験では、リングスリーブの圧着作業は必ず出題されるので圧着工具は必須の工具です。初めて使ってみたとき1度グリップをギュっと握らないと口が開かないことを知らず、壊れてるのかとかなり悩みました。
この圧着工具は、他のメーカーに比べて安かったので購入しましたが、試験で使用するには十分だと思います。
ケーブルストリッパ
ケーブルストリッパーは、ケーブルの切断、外装皮膜・絶縁体の剥ぎ取り、輪作りがこれ1つでこなせる便利な工具です。
これらの作業を電工ナイフやペンチを使用していては、とても素人には時間内に作品を完成することはできないと思うので、ぜひ購入をお薦めしたい工具です。
プラスドライバ
ベッセルのドライバは、非常に使いやすくていいです。ベッセルの1番のプラスドライバを持っているので、試験用に2番を購入しました。試験ではランプレセプタクルのネジ留めに使用しましたが、2番が丁度いいと思います。
マイナスドライバ
マイナスドライバは、プラスドライバに比べると出番の少ない工具ですが、電気工事ではコンセントやスイッチの埋込取付枠への固定や器具に差し込んだ電線を抜くときなど、ネジ止め以外の出番があります。
家にあるもので十分ですが、同じメーカーでそろえようと試験用に購入しました。
ウォータポンププライヤ
ウォータポンププライヤは、電線管の接続やねじ切りで使用しますが、私が受験した時の出番はありませんでした。
試験の難易度を考えると今後も出番が少なそうなので、試験用に購入するなら安いものを選ぶのがいいかもしれません。
電工ナイフ
電工ナイフも一応購入しましたが出番はありませんでした。今後の出番はあるんでしょうか?
まとめ
全部購入すると約1万円程です。全てアマゾンで購入しました。
圧着工具やケーブルストリッパーは、出番がなくても購入は仕方がないと思いますが、ウォータポンププライヤ、電工ナイフの購入はできれば購入を避けたいものです。
その他に、コンベックスとペンチがあったほうがよいですが、コンベックスは30センチものさし、ペンチは出番となりそうな作業がVS-4Aで代用できそうだったので用意しませんでした。