キッチンに浄水器を設置するため、TOTO製キッチン水栓「TKHG32PBR」に分岐水栓の取り付け作業を行いました。
TKHG32PBRは、蛇口部分がハンドルシャワーで先端に水切り替えレバーの取り付けができないタイプ。浄水器の設置には、分岐水栓の取り付けが必要でした。
取り付け可能な分岐水栓の中から候補として検討したのは、下記2点。
- TOTO EUDB308 約1.5万円
- パナソニック CB-SSG6 約9,000円
入手性や価格面、および浄水器がパナソニック製という点から、今回はCB-SSG6を選択しました。
取り付けは、TKHG32PBRの分解図(PDF)やYoutubeにアップされている分岐水栓の取り付け動画などを参考にして、自分でも出来そうなのでやってみることに。
使用した工具は、マイナスドライバ、六角レンチ、モーターレンチの3つ。
マイナスドライバは、ハンドルの固定ネジが隠れているカバーを外すだけです。六角レンチは100均で売ってるセットで大丈夫。モーターレンチだけ追加で購入しました。
作業の流れを簡単に解説すると、
- 水道の元栓を閉める
- ハンドルを外す
- カートリッジ押えを外す
- CB-SSG6を取り付ける
- カートリッジ押え、ハンドルを組み戻す
- 水道の元栓を開ける
作業前に、水道の元栓を閉めるをくれぐれも忘れずに!
作業は簡単なので何事もなければ10分もあれば終わりますが、キッチン水栓が固着していることが多いので苦労すると思います。
我が家も例に漏れずキッチン水栓の固着で苦労しました。13年間使ったキッチン水栓の固着は、モーターレンチを使ってもビクともしませんでした。あまりにも外れないので実は外れないものなのか?どこかにロックがあるのか?など疑いながらの作業となりましたが、最終的にカートリッジ押えの接合部分にKURE 5-56を軽く浸透させたらあっさり外れました。
キッチン水栓の固着は、TKHG32PBRに限らず発生する頻度が高いらしく、苦労されている方が多いようです。水道周りに臭いのあるKURE 5-56を使うのは少し躊躇いましたが、作業後の清掃で臭いは全く気にならなくなったので固着で苦労されている場合には試してみて下さい。使うなら無香性が良いと思います。
苦労したのは固着だけで30分程度で作業は完了しました。
ちなみに設置する浄水器は、パナソニック製アルカリイオン整水器「TK-AS30-W」です。設置場所が高さ30センチまでなのでこれに決めました。
浄水器と分岐水栓の接合には、パナソニック製アルカリイオン整水器分岐水栓用アダプター「P-A3604」が追加で必要になります。
固着は中々の強敵でしたが、終わり良ければ全て良し。浄水器も無事に設置が出来て大満足の結果です。