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消費電力4W、Intel NUC「NUC6CAYH」に自宅サーバをリプレース

投稿日:2019年5月31日 更新日:

自宅サーバをIntel NUC「NUC6CAYH」にリプレースしました。

これまで「HP Microserver N40L」を使っていましたが、NAS機能を「Synology DS218」に移行したので用途がバッチ処理と開発のみとなり、小スペース化、性能の向上、あわよくば省電力化を考えてのリプレースでした。

その結果、NUC6CAYHは、非常にコンパクトながら高性能、低消費電力、無音(超低ノイズ?)、安定稼働でとても気に入ってます。

一通りの移行が完了し、しばらく稼働させてみたので簡単にレビューしてみます。

Intel NUC「NUC6CAYH」

特徴

  • とにかくコンパクト
  • メモリとHDDとOSがあれば動く
  • 普段使いには十分な性能
  • 10W未満の低消費電力
  • 3年保証

主な仕様

CPU Intel Celeron J3455
メモリ S.O.DIMM×2
DDR3L-1600/1866 最大8GB
内蔵ドライブ 2.5インチHDD×1
SDXC USH-Iサポート
グラフィック出力 VGA/HDMI 2.0
サウンド Intel HD Audio
USB 3.0 F2/B2
2.0 F0/B2
LAN Realtek 8111HN 10/100/1000
ワイヤレス Intel® Wireless-AC 3168
Bluetooth 4.2
電源 65W ACアダプタ
サイズ 115x51x111mm

Intel Celeron J3455

コア数/スレッド数 4/4
ベース/バースト周波数 1.5GHz/2.3GHz
キャッシュ 2MB
GPU Intel HD Graphics 500
TDP 10W

NUC6CAYHのパーツ構成

パーツ構成

本体 NUC6CAYH
メモリ Samusung DDR3L-1600
M471B5173QH0-YK0 4GB×2
SSD TOSHIBA THNSNH128GCST
OS CentOS 7

NUC6CAYHは、筐体(ケース)、マザボ、電源がセットになっているので、残りはメモリとHDD、SSD、OSがあれば動きます。

メモリは、DDR3L-1866もサポートされていますが、価格が安くて手に入りやすいDDR3L-1600を選択。1866と1600が体感でどれだけ違いがでるかわかりませんが、ゲーム用途でなければ1600で十分だと思います。中古なら4GB×2が3千円台で手に入ります。

SSDは、使い回しです。10GB程度しか使わないので128GBもあれば十分です。

メモリ選びの注意点

メモリ選びで気を付けたいのが搭載されているチップの容量と数です。

Intel NUCは認識しないメモリがあるみたいな書き込みをどこかで見て気になったので調べたところ、仕様書(P19)に関係しそうな記載がありました。恐らくこれが原因だと思います。

容量が2GBや4GBでも、片面128MB×8=1GB、256MB×8個=2GBのメモリはサポートしてないようです。容量だけで選ぶと認識しない場合があるかもしれません。メモリに搭載されているチップの容量と数は、メモリの仕様書にたぶん載っていると思います。

ちなみに、M471B5173QH0-YK0は表裏512MB×4です。

ミッキー型ACケーブル不要

NUC6CAYHのACアダプタは、取り換え式プラグ付きなので別途ACケーブルを用意する必要はありません。プラグは、A/B/BF/Oの4種類が用意されています。

Intel NUCは、機種によるのか発売時期によるのかわかりませんが、別途ミッキー型ACケーブルが必要な場合があります。必要かどうか確認した方がいいと思います。

必要な場合には、Amazonなどで500円くらいで購入できます。

NUC6CAYHのレビュー

NUC6CAYHを使ってみた感想を簡単に書いてみます。

想像以上にコンパクト

約11センチ四方、厚さ約5センチの本体サイズは、想像以上にコンパクトです。

何かいい比較がないか考えた結果、とりあえず3.5インチHDDと比較してみました。3.5インチHDDは、約101.6×147×26mmなので2個重ねて奥行を少し減らした程度の大きさです。

この大きさで普段使いには十分な性能を持っているのだからハードウェアの進化に驚きです。

普段使いには十分な性能

自作サーバとしてバッチ処理や開発に使っていますが、1日の内99%はアイドル状態(グレーの部分)。私の使い方だと全く負荷がかかってないので参考になりませんね。

一応、使い回しのSSDにWindows 10がインストールされていたので消す前に少し使ってみたのですが、ファイルを開いたりネットサーフィンする程度なら全く違和感なく使えました。非力なCPUにありがちな引っ掛かりもありません。

Amazon価格コムのレビューを見ても、動作に不満を感じている方がいないようなので普段使いには十分な性能の様です。

少し古いパソコンでもSSDを搭載しておけば十分に使えてしまうので、そういう意味でもCeleron J3455は十分な性能を持ったCPUなんだと思います。

意外と発熱する

TDP10Wなのでもっと低発熱なのかと思いましたが、意外と発熱しています。

CPU温度は、外気温25度くらいの環境で48-50度くらい、負荷をかけても55度くらいです。重い処理をさせていないので安定しています。

一応、ファンが搭載されているので冷却が可能です。

デフォルトだと48度でファンが停止する設定となっているのでファンはほとんど動いてないのかもしれません。本体に近づいても音が聞こえないので動いているかどうか判断ができません。

もう少し温度が低いと安心できますが、一応コントロールされているようなのでしばらく様子を見たいと思います。

消費電力4W

消費電力も簡単に計測してみました。

起動直後 8W
低負荷 4W
高負荷 11W

起動直後は8Wまであがり、その後4-6W程度に落ち着きます。高負荷時でも11Wと消費電力はかなり低いです。

Microserver N40Lも17W(SSD搭載1本)と低かったですが、NUC6CAYHはそれ以上の性能にも関わらず消費電力が約1/4です。平均消費電力5W、単価28円/kWhとして月々の電気料金は約100円です。

これは想像以上でした。サーバとして24時間動かし続けるので低消費電力は大歓迎ですが、これだけ低いとメインPCもこのクラスのCPUにしてしまおうかと欲が出てきます。

メインPCは、Ryzen 2200G、DDR4-2666 16GB、SSD 256GB+4TB HDDの構成で16Wほど。まだ組んだばかりなので買い替えることはないですが、4-6Wは非常に魅力的な数値です。

補足として、Windows 10で使った時は6W程度だったので、Windows 10だと負荷が高くなり消費電力が少し上がるのかもしれません。

かかった費用

パーツ 費用(税込)
NUC6CAYH 17,979円
Samusung DDR3L-1600
M471B5173QH0-YK0 4GB×2
3,300円
TOSHIBA THNSNH128GCST -
CentOS 7 -
合計 21,279円

SSDが使い回し、OSが無料だったので、かかった費用は合計約2.2万円。

NUC6CAYHは、性能の割に約1.8万円と安いです。同価格帯のBOXNUC7CJYHも候補にしましたが、コア数とメモリの種類を考慮してNUC6CAYHにしました。

メモリ4GB×2は、中古のDDR3Lなので3,300円で済みました。BOXNUC7CJYHにするとDDR4になり、コストが9千円程度と倍以上です。性能を求めるならDDR4かもしれませんが、レビューの通りDDR3Lでも十分すぎる性能でした。

SSDは、買ったとしても128GBなら2千円くらい。昔と比べるとずいぶん安くなりました。

NUC6CAYHの購入は、価格コムで最安値だった「パソコン工房icon」です。自作パソコンを組む時もパーツのセット割引で結果的に価格コムの最安値より安く購入できるので最近はパソコン工房ばかりです。お薦めです。

まとめ

NUC6CAYHは、高性能ながら低消費電力なので自宅サーバには最適です。コンパクト、低ノイズなので置き場に困らず、低消費電力なので電気料金も気になりません。

BIOSで切って使っていないのでレビューでは書きませんでしたが、NUC6CAYHにはWi-FiとBluetoothが搭載されています。LANケーブル不要なので設置の自由度も高いです。

Linux OSを搭載しサーバとして使っているので参考になったかわかりませんが、少しでも参考になれば幸いです。

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