手軽なワットモニター「700-TAP017」を使って節電効果を知る

足元に置かれたデスクトップPCからほんのり熱さを感じる季節になってきました。

本格的な夏を迎える前に、日々気になっている家電の消費電力を調べてみようとサンワサプライのワットモニター「700-TAP017」を購入しました。

700-TAP017は、主に6つの数値(瞬時電力量、積算電力量、電気料金、積算電気料金、使用時間、CO2排出量)の計測が可能できます。瞬時電力量だけでなく、積算電気料金や使用時間などが計測できるで非常に便利です。

届いたので早速自作のデスクトップPC(Pentium Dual-Core G2020、DDR3 8GB、128GB SSD+500GB SATA HDD)の電力量を計測してみた結果、待機電力1W、起動直後42W、通常時28~32W程度と思ったよりも電力を消費していませんでした。数年前に省電力を意識して組み直したのがよかったのかもしれません。

その一方でデスクトップPCに接続している2台の液晶モニタ(22インチワイド+17インチ)の電力量の総量が55Wと思ったより高めでした。

モニタの消費電力は、画面の明るさを100%、80%、60%と減らしていくに連れ54W、49W、47Wと下がります。60%くらいでも十分明るかったので60%で使うことにしました。大型化している液晶テレビも同様に明るさを調整することで、大きな節電効果につながると思います。

一通り家電の消費電力を計測の中で、一番の驚きというか満足度の高かったのが扇風機。DCモーター採用、省電力、静穏ということで昨年購入した日立の「HEF-DC1000」は、風量が最大の8段階で17W、6段階で6W、羽根の回る音がほとんど聞こえなくなる3~4段階でわずか2W!1ヵ月間回しっぱなしでも約41円です。旧式の扇風機は、弱でも28W程度あったので驚きの省電力です。少し前に後継機の「HEF-DC2000」を買い足したところなので、満足度もひとしおです。

まとめ

電力消費は、熱の発生=室温の上昇につながるので、省電力化すれば室温の上昇が抑えられます。少しくらいは快適に夏を過ごせるようになるかもしれません。

今回使った「700-TAP017」の他に、サンワサプライからは「TAP-TST8」という同程度の現行製品が販売されています。計測できる最小電力量が700-TAP017の1Wに対し、TAP-TST8が0.3Wからと性能的なアドバンテージがありますが、コンセントの差込口が下側にあり私の環境に向かなかったこと、歯受けの内部構造により発熱が多いという評価もあったので700-TAP017を選択しました。

自分の用途に合う方を選んで使ってみてください。

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