パソコンでテレビを視聴する方法を探していたら、DiXiM Play for DIGAが半額(2,808円→1,404円)というのを見付けたので購入してみました。
DiXiM Play for DIGAは、パソコンでテレビのライブ視聴やDIGAで録画した番組が視聴できるパナソニック公式サイトで案内されている公認アプリです。
正直に言えば、とても使い勝手のよいアプリだとは思えませんが、パソコンでテレビのライブ視聴と録画の視聴ができたので紹介してみようと思います。
DiXiM Play for DIGAの概要
DiXim Play for DIGAは、対応したテレビやブルーレイレコーダーとネットワークを介してパソコンでテレビやブルーレイレコーダーの録画の視聴ができるようになるWindowsアプリ(ソフトウェア)です。
有料アプリで月額プラン(220円/月)、買切りプラン(2,860円)の2つの購入プランがあります。※ 消費増税につき価格を修正しました。
お試し期間が用意されていますが、1分間しか視聴できないので本当にお試しです。きちんと確認したい場合には、月額プラン→買い切りプランとした方がいいと思います。
for DIGAの付いてないDiXiM Playというアプリもありますが、リモートアクセスの対応機器の種類に違いがあるようです。
「DiXiM Play for DIGA」と「DiXiM Play Windows版」の機能の違いは何ですか。
DiXiM Play for DIGAの動作環境
DiXiM Play for DIGAの動作環境は、下記となっています。
OS | Windows 10 Home 日本語版 / Windows 10 Pro 日本語版(各32bit / 64bit) Windows 8.1 日本語版 / Windows 8.1 Pro 日本語版(各32bit / 64bit) |
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CPU | Intel® Core™ i3 2.0GHz以上 Intel® Pentium® 3xxxおよびG3xxx以上 Intel® Celeron® 2xxxおよびG18xx以上 Intel® Atom™ Z3735F以上 AMD Ryzen 3以上 |
メモリ | 2GB以上 |
ディスプレイ | 1024×768ピクセル以上、High Color以上 ※ DVI-DまたはHDMI接続の場合は、HDCP対応モニタが必要です。 ※ VGAなどのアナログ接続では、著作権保護されたコンテンツの再生ができません。 |
ネットワーク環境 | LAN 100BASET以上、またはWiFi IEEE802.11ac/n/a/g(WEP以上の暗号化通信が出来ること) |
インターネット | アプリケーションのインストールやライセンス認証、宅外視聴に必要 |
動作環境を見るとWindows 7以降のパソコンなら大丈夫そうです。i5-3470でCPU使用率5-10%くらいしか使っていないのでVista世代のCPUでも動くかもしれません。
モニタがアナログ接続だと視聴できません。HDMI接続のモニタからVGA接続のモニタに移行すると再生中でも再生が止まってしまいます。
自身の環境は、Windows 10、i5-3470、8GB、ディスプレイはHDMI接続とVGA接続のデュアル、有線ギガビット接続。DIGAは、2012年製造BMR-BWT520です。
Ryzen環境では、ディスプレイカードのドライバをAMDのドライバを使わず、「Microsoft基本ディスプレイアダプター」にすると動作する様です。
ただ、AMDのドライバを使わないとグラフィック性能が発揮されなかったり、デュアルモニタが使えません。この為、AMD系では基本的に使えないと考えて差し支えないと思います。
DiXiM Play for DIGAの動作状況
DiXim Play for Digaを起動すると下記の画面が開きます。ライセンス認証以外は、問題がなければ特に設定する必要はないと思います。
サーバーを選ぶとネットワークにつながっているDIGAが自動的に表示されます。
HDDとUSB-HDDを選ぶと録画の視聴、チューナを選ぶとテレビのライブ視聴ができます。DIGAが起動していない場合、起動するまで視聴ができないので少し待ち時間があります。
録画の視聴
今までに録画した番組を再生してみたところ、大抵の番組は問題なく視聴出来ました。しかし、20Mbpsを超える高いビットレートで録画された番組(DRで録画した番組)は、動きの激しい場面でブロックノイズが酷く視聴に堪えないものがありました。
Sonyの「PC TV Plus」では普通に再生できたのでDiXim Playの問題だと思います。対応している動画再生支援(デコード支援)に不足があるのではないかと考えていますが、動作環境の詳細に記載がないので確認ができません。
画質を落として録画すれば問題なさそうなので、現在は画質を落として録画しています。
残念な点として、追っかけ再生ができない、1.5倍速再生が安定しない(1.2倍速なら安定する)があります。
テレビのライブ視聴
テレビのライブ視聴は、地デジ/BSのどちらも問題なく視聴できました。ただし、20Mbpsを超える高いビットレートの番組のライブ視聴は確認してないので録画の視聴と同じくブロックノイズが発生するかもしれません。
尚、DiXim Play for DIGAのトップ画面からライブ視聴を選んで視聴しようとするとチャンネル切り替えの反応が悪く、アプリが落ちてしまいます。サーバー>DIGA>チューナと選べば全く問題ないので不思議です。
Android版、iOS版「DiXiM Play」は安定動作
DiXiM Play購入者向けキャンペーンでAndroid版、iOS版「DiXiM Play」が500円というのがあったので試しに購入してみました。
AndroidスマホとiPadで使ってみたところ、Windows版とは比較にならないほど快適です。アプリが反応しなくなる、落ちるということはかなり稀でWindows版に比べると非常に安定して動作します。使う場所も選ばないので、スマホやタブレットがあるならこちらの方がお薦めです。
度々キャンペーンが実施されているので、とりあえずどれかを購入しておいて、キャンペーンで買い足すというのがいいかもしれません。
まとめ
DiXim Play for DIGAは、UIが使いに辛かったり、高ビットレートの録画にブロックノイズが発生したりと完璧ではありませんが、テレビのライブ視聴と録画の視聴という目的が果たせたので満足です。
スマホやタブレットでもいいなら、Android版、iOS版の「DiXim Play」の方が安定しているので、これらの方がお薦めです。
録画の視聴だけでいいという場合には、「PC TV Plus」「StationTV Link」の方が動作が安定していると思います。
どのソフトも購入前にアプリが動作するか試せるので気になっている方は試してみてください。